今回はザックで行くソロキャンプにおすすめの山道具まとめをご紹介します。ここではデイキャンプではなくザックで行く泊りのソロキャンプを想定しています。
ちば
- ザックで行く泊りのキャンプ
- ソロキャンプに必要な山道具
- ソロキャンプにあると便利な山道具
もくじ
ここで想定しているキャンプ場
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ご紹介する山道具は、春から秋にかけて以下のキャンプ場でソロキャンプを行う時を想定しています。実際にこれらのキャンプ場で使用しています。
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冬でもスリーシーズンの寝袋でキャンプしたいな、という場合は、こちらの記事がすこし参考になるかもです。
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ソロキャンプに必要な山道具
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ここでは、ソロキャンプに必要な山道具、ぼくが必ず持っていく道具を主にご紹介します。
ザック
ザックの容量は50L~70L前後あれば、どんなザックでもいいと思います。ぼくはなるべくザック本体が軽く、余計なポケットが少ないザックを選んでいますが、キャンプ場なら、30L〜40Lのザックにスーツケースで行っても快適ですよ。あと、一番かさばるのはテントと寝袋です。これのサイズ感でザックは決まるような気もします。
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ザック(というか入れ物)は大きめのほうがいいかもです。実感としてはいろんなものを沢山持っていったほうがソロキャンプは楽しいです。
今使っているザックは主に以下の3つです。
- OMM Mountain Mover 55+15 (マウンテンムーバー)
- golite(ゴーライト)JAM70
- Gossamer Gear(ゴッサマーギア) クモ
オールシーズン行けるのはMountain MoverとJAM70、クモは夏キャンプ専用です。
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テント
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ザックで行くソロキャンプなので、テントは軽さとコンパクトさを重視していますが、居住性、悪天候に強いかどうかなども大事だと思います。なので、行く場所でテントを使い分けています。
ソロキャンプもソロ泊り登山もする場合、または天気の悪い日でもキャンプする場合は、モンベルのステラリッジテント1型がいいかもです。山岳テントなので軽くて耐水・耐風性があり、山でももちろん使えて安心です。重量は1,568gです。テントポールは2本で自立型です。ダブルウォールです。
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キャンプ場でのソロキャンプがメインならヒルバーグ エナンが良いです。重量は1,183gです。キャンプ場でのかっこよさと快適さが違います。テントポールは1本で、半自立型です。ダブルウォールです。
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軽さを重視するならローカスギア クフ・シルが良いかもです。重量は452gと非常に軽量で、しかも美しいです。夏場のキャンプなら、このテントで35L〜40Lのザックでもキャンプ可能です。テントポールはトレッキングポールを使用し、非自立型です。シングルウォールです。床なしテントです。
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シュラフ
シュラフはスリーシーズン用であれば、対応できる季節が長くておすすめですがソロキャンプで使うシュラフは、どんなものでも良いと思います。ザックに入るなら、ダウンでなく化繊でもいいと思います。一応選ぶならモンベルのダウンハガー800#3です。公式重量は600gです。
ちなみにぼくは高2から大学3年ぐらいまで寝袋を家で使ってました。ミズノの化繊のやつでした。0度まで対応のものでした。化繊だと丸洗いしやすく、扱いやすいです。
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夏用に特化するなら、イスカのエア150Xが良いです。389gで軽量ですし、これ一枚で8℃まで対応できます。
スリーシーズン用と別に持っておけば、春秋などのやや寒い季節にシュラフを二重にして活用することもできます。
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シュラフのお供としてコンプレッションバッグを使っています。イスカのコンプレッションバッグが使いやすくて2つ持っています。かさばる寝袋がコンパクトにまとまって便利です。スリーシーズンのダウンシュラフなら、容量的に緑色のSサイズがおすすめです。
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マット
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シュラフの下に敷くマットです。寝るときの快適さを決める大事なものです。買うときは携帯性、断熱性、寝心地などをいちおう検討しています。
これまでたぶん10個ぐらいマットを買っていますが、自分に合ったものがなかなかありませんでした。シュラフよりもこだわった方がいいと思っています。
マットの種類としては、そのまま広げて使うタイプ(クローズドセルマット)と、空気を入れるタイプ(インフレータブルマット)があります。
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両方重ねて使うスタイルが快適です!
具体的には、エバニューのFPmat125などを下に敷いて、その上にクライミットのスタティックVジュニアなどのインフレータブルマットを敷くスタイルが良いです。FPmat125の公式重量は200gですが、実測値は192gで軽量です。
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クライミットのスタティックVジュニアは比較的安価で、寝心地がよいマットです。実測値は416gです。
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クライミットのイナーシャ オゾンは枕付きです。就寝中に枕がずれないのでよく眠れます。実測値は369gです。全長は180cmぐらいあるので、足元までカバーできます。ちょっと長めですが、ステラリッジ1型やエナンでも使えます。
以下の記事では、これまでに買ってきたマットについても少し書いています。
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一枚で済ませたい場合は、
サーマレストのZライトソル スモールが安定です。重量はスモールなら293gと軽量で、寝心地がよく、エア漏れなどの心配もありません。汚れても払えば落ちます。展開・収納もぱたぱた折りたたみするだけで楽です。
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グランドシート
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グランドシートはテントの下に敷くもので、テントを長持ちさせるために使っています。ぼくは軽さ優先ですが、テントの保護、防水性、保温性などをすこし検討しています。とりあえずなんか敷いとくのがおすすめです!
軽さを追求していくと、農業ビニールや、タイベックなどもあります。どちらも実際使用していた時期がありますが、
SOLヘビーデューティーエマージェンシーブランケットが軽さと性能の兼ね合いがよくておすすめです。
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多少重くてもしっかりした生地がいいな、という場合はオールウェザーブランケットがいいかもです
クッカー
食事の際に必要です。軽さではチタン製が良いですが、調理するならアルミのほうがチタンより焦げにくく、また熱効率が良く調理向きです。アルミの方が安価です。こだわりがなければ、100均のアルミ小鍋も良いです。
ぼくは山では湯沸かしぐらいしかしないので、チタン製だけ持っていき、キャンプ場ではさらにアルミ製のクッカーを追加して持って行っています。
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アルミのクッカーはこれを使っています。
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ストーブ
ストーブはSOTOウインドマスター SOD-310が良いです。山でもキャンプでも兼用できて、風に強く、軽量です。
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軽さを追求する場合は、アルコールストーブが良いです。ガスより軽くて音が静かです。まあまあマニア向きです。
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ランタン・ライト
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ランタンはLEDが良いです。中でも長時間点灯するGoal Zero(ゴールゼロ)LIGHTHOUSE microがなかなか高性能でおすすめです!
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雰囲気重視の場合はUCOキャンドルランタンがおすすめです。これにする場合は雪丘工房さんのやつも入手すると快適ですよ!
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LEDライトを比較しています。どれも小さめのライトですが、ソロキャンプで使うぶんには十分なものだと思っています。
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虫除け・日焼け止め
蚊の対策と日焼け止めは必須だと思います。一個で両方兼ね備えているものをいくつかご紹介します。
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テント内に入り込んだ蚊の対策はこちら
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刺されてしまったら、家で使っている虫刺されの薬なども常備薬として持ってきていると万全です。それぞれ1・2回服用出来るぐらいの量だけ小分けして持ってきておくと安心です。
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- 虫刺されの薬
- ポイズンリムーバ
- 頭痛薬
- 湿布
- テーピング
- 絆創膏
- 胃腸薬
- ナザール
- 風邪薬
使い捨てカイロ
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ちょっと寒いな、と思ったときに使えると快適度がアップです。気温が下がる朝と夕方や、焚き火中は背中側が冷えたりしたときに使うと快適です。また寝袋内で使うのもおすすめです。貼るカイロのほうがおすすめです。
ソロキャンプにあると便利な山道具
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ソロキャンプに必須ではありませんが、持っていくとちょっと充実する山道具をご紹介します。
焚き火台
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こんな感じで燃えます。
小さめの鉄板
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焚き火や炭でもいけますが、ぼくはガスで使ったほうが火加減の調節ができておすすめです。使用後のお手入れは洗ったあとに油を塗るだけなのでかんたんです。
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テーブル
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水入れ
ナルゲンの『フォールディングカンティーン 1.5L』が便利です。ペットボトルで代用できますが、使わないときは折りたたみ出来て携帯性に優れ、再利用も可能な水筒なので、環境にも優しいです。
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ナイフ
キャンプ中に調理をする場合はほぼ必須かもです。
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オピネルのナイフ#6は安価で軽量、見た目もシンプルです
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スポーク
普通のスポークでも良いと思いますが、一度使うとチタンスポークの方が快適です。
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玉子ケース
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保冷バッグ
夏キャンプに生ものなどを持ち込む場合は、グラナイトギアエアセルブロックスMがあるとちょっと便利です。保冷剤もセットできて、Mサイズなら食材一人分は十分入ります。どうせならサーモスの保冷缶ホルダーも持っていくと充実度アップです。
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軽さやコンパクトさ重視なら、フロシキコジーもおすすめですよ。
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耳栓
音に敏感な方は、キャンプではまあまあ必須かもです。
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モバイルバッテリー
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シュラフカバー・インナーシュラフ
インナーシュラフがあると、シュラフの汚れを防止でき、保温力もややアップします。シュラフカバーはシュラフが濡れるのを防ぎ、保温力をややアップさせます。
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シュラフカバーの代用としてSOLエスケープヴィヴィ ODを使っています。保温力がアップします。
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こちらのインナーシュラフ、コクーンのSMX-RSEライナーLは使用するだけで保温力が5.3℃アップします!
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キャンプから帰ったらすぐやるお手入れ
キャンプから帰ったらとりあえずやるお手入れはこちらです。
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ソロキャンプの時に使っているクッカーまとめ
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好日山荘の公式通販 GsMALL(ジーズモール)もおすすめですよ
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- 送料が1注文につき480円(税込)とけっこう安い
出典:GzMALL
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出典:GzMALL
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あとがき
今回は、ザックで行くソロキャンプにおすすめの山道具まとめをご紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。