屋久島・宮之浦岳でテント泊 持って行った山道具と全行程まとめ その1

今回は屋久島・宮之浦岳のご紹介です。持っていった山道具一式、現地までの移動、テント場の様子、新宿から屋久島に行って戻ってくるまでの行程をご紹介します。今回はけっこう雨に降られて、当初予定していた白谷雲水峡にはいけませんでしたが、楽しかったです。

 

ちば

ポイントは以下のようなところです。
  • 2泊3日の行程
  • 初日は淀川小屋でテント泊、翌日に宮之浦岳を経て高塚小屋で一泊し、白谷雲水峡へ行く荒川登山口から下山する
  • 持っていった山道具とその重量
  • 島で現地調達したもの
  • 島での移動はバス

このあとの話はこちら

 

ちば

2日目~3日目の内容はこちらでご紹介しています
屋久島・宮之浦岳でテント泊 持って行った山道具と全行程まとめ その2

 

 

屋久島・宮之浦岳ルート概略

ちば

今回ご紹介する内容の前提はこのような感じです。

 

  • 時期は9月
  • 天候は雨(滞在中だいたい雨。9月は秋雨前線が来て、秋梅雨らしいです)
  • 夜間の山行はしない
  • 山と高原地図のコースタイムで歩く

屋久島・宮之浦岳行きの全体の行程

【1日目】

中野駅 リムジンバス(05:25-06:00)・・・羽田空港 ANA3771(07:40-09:20)・・・鹿児島空港 JAC3745(11:05-11:40)・・・屋久島空港、 観光センターで登山届、ガス、携帯トイレを調達・・・屋久島空港 屋久島交通バス 大川の滝行(12:53)・・・合庁前 紀元杉行(13:26)・・・紀元杉(14:32)・・・淀川登山口(15:01)・・・淀川小屋(16:01)

 

【2日目】
淀川小屋 起床(04:30)・・・出発(05:51)・・・花之江河(07:04)・・・黒味岳分れ   (07:17)・・・投石岩屋(07:43)・・・げんこつ岩(09:00)・・・宮之浦岳(09:20)・・・焼野三叉路(09:40)・・・平石岩屋(10:09)・・・第一展望台・・・(10:50)・・・新高塚小屋(11:09)・・・高塚小屋(11:49)

 

【3日目】
高塚小屋(04:30起床)・・・出発(06:07)・・・大株歩道入口(07:27)・・・楠川分れ(08:56)・・・辻峠(09:10)・・・白谷山荘(09:40)・・・分岐点(10:10)・・・白谷雲水峡・入口(10:40)・・・バス(10:50)・・・小原町(11:20)・・・荒川登山口(10:02)・・・タクシー(10:30)・・・宮之浦港(11:36)・・・レンタカー・・・まんてん(12:40)・・・食事・入浴・・・空港(13:56)・・・屋久島空港  JAC3750(16:45-17:20)・・・鹿児島空港 ANA630(19:25-21:15)・・・羽田空港 リムジンバス(21:40-22:15)・・・新宿駅西口

 

 

屋久島・宮之浦岳の地図

ちば

今回ご紹介するルートのざっくりした地図です。

出典:yamakei-online

 

屋久島・宮之浦岳に持っていった山道具

ちば

ザックに入れたものや着ていったものなどです。

ザックに入れたもの(消耗品除く)

種類製品名重量(g)
ザックOMMマウンテンムーバー55+151,010
テントHILLEBERG(ヒルバーグ)エナン1,183
寝袋モンベル ダウンハガー800#3675
インナーCOCOON SMX-RSEライナーL128
マットエバニューFPmat125192
クライミット イナーシャ オゾン369
グランドシートSOLヘビーデューティーブランケット228
ストーブSOTO ウインドマスター68
クッカーエバニュー チタンクッカー191
LIGHT MY FIRE チタンスポーク20
ライトPETZL イーライト26
サンダルルナサンダル べナード215
レインウェアモンベル バーサライトジャケット157
モンベル バーサライトパンツ94
ザックカバーモンベル ザックカバー35L118
防寒着モンベル EXライトダウンジャケット158
着替えTシャツ、靴下他491
常備薬165
泊りセットカイロ、歯ブラシ、汗拭きシート157
合計5,545

 

ザックに入れた消耗品

水は補給しやすそうなので少なめにしました。

種類備考 重量(g)
ガス110缶202
携帯トイレ3つ240
1.0L1,000
250ml302
食料パスタ、スープなど690
合計2, 434

 

サコッシュに入れたもの

種類製品名 重量(g)
サコッシュ山と道サコッシュ54
デジカメfinepix xp130206
地図山と高原地図33
kindlekindle paperwhite205
電話ニッチフォンS38
筆記用具74
合計610

 

服装・ウエア類

種類製品名重量(g)
インナーパタゴニア メンズ・キャプリーン・ライトウェイト・クルー92
パンツノースフェイス アルパインライトパンツ395
タイツCW-X スタビライクスモデル194
シューズアルトラ ローンピーク2.5300
ゲイターアクシーズクイン クナイ・ショート43
帽子アクシーズクイン UPF50+ ヘアバンド38
サングラスSportEYZ(スポーツアイズ)10
手袋日本野鳥の会 アウトドアグローブ56
ポールディスタンスカーボンZ262
合計1,390

 

屋久島で現地調達したもの

ガスカートリッジ

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今回は飛行機なので、燃料は現地調達しました。屋久島空港で売ってますよ。余っても回収してくれます!

ガスは二種類ありました。

 

売店とレストランの間にガスの棚がありました。

 

出典:イワタニプリムス

イワタニ・プリムスの公式サイトにガス缶の販売店がのっています。

 

出典:イワタニプリムス

 

携帯トイレ

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ルート上の小屋には付帯したトイレはありますが、いわゆる山のトイレです(一部バイオトイレもあります)。携帯トイレブースは快適でした!

携帯トイレは空港すぐ近くの観光センターでも販売しています。とりあえず3個ぐらい買っておきました。登山口で回収してくれるようなので便利です。

また、屋久島世界遺産センターのホームページには、携帯トイレを使用できるブースのマップや、携帯トイレの使い方などがのっています(購入時にももらえます)。

出典:屋久島世界遺産センター

出典:屋久島世界遺産センター

 

これは荒川登山口に設置されたボックス。

 

この他、屋久島世界遺産センターのホームページには、島内での緊急時の連絡先電話番号や、電波の入る場所(主に山頂)などが載っていて便利です。

 

屋久島・宮之浦岳に持っていけばよかったと思った装備・準備

70Lのポリ袋

滞在中はほとんど雨でした。特に二日目は6時間前後の行動時間だったのですが、ほぼ大雨(宮之浦岳以降夜まで大雨)でした。

ルートがちょっとした川になっていて、ずぶ濡れになりながら、ポリ袋でザック内をまるごと防水しておくべきだったな、と思いました。電子機器類など、もともとジップロックに入れていたものは全く濡れませんでした。それ以外はレインカバーで十分と思っていたのですが、甘かったです。背中側から水が大量に入ってきて、ザックが重くなりました。

 

ポリ袋は70Lでも一枚30g前後なので、軽量かつ簡単に防水性が得られます。また、ぬれたものを分けておくのにも便利です。いつも一、二枚持っていくのですが、忘れました・・・。

 

エスケープルートの検討をしていなかった

小屋で会ったガイドさんによると、大雨による増水で白谷雲水峡までの道が通行止めになっていたようです。通行止めの想定をしていなかったので、反省点です。

今回は、たまたま行程がすべて一緒だった方にお願いして、翌日のタクシーを頼んでもらいました。高塚小屋にいる時点で荒川登山口へ翌日のタクシーを予約しておくと、時間が節約できてお得でした。高塚小屋の付近は携帯電話が繋がります。荒川登山口から宮之浦港までは9,000円ぐらいでした。

 

屋久島・宮之浦岳に持って行ってよかったと思った装備

パタゴニア・メンズ・キャプリーン・ライトウェイト・クルー

基本的にずっとこれを着ていました。

  • ライトウェイトなので保温性はほぼありません。
  • 速乾性があって濡れてもすぐに乾きます。
  • 生地が薄く、通気性があり暑くても快適です。
  • 指をかけるところがついていて、まくれ上がらないです。
Patagonia(パタゴニア)のベースレイヤー キャプリーン・ライトウェイト・クルー レビュー

 

 

モンベルスーパー メリノウール M.W .タイツ

今回は大雨で結構濡れて体が冷えてしまったのですが、小屋について『モンベルスーパー メリノウール M.W .タイツ』に着替えたら、濡れていても暖かくて助かりました。ただ行動中は暑いので履かないほうがいいかもです。最終日に履いたまま出発したら大汗をかいてしまい、すぐ脱ぎました。

キャンプの寒さ対策!mont-bell(モンベル)  スーパーメリノウール M.W. タイツ レビュー

 

 

エバニュー ウルトラライト アンブレラ

ちば

けっこう活躍しました!
  • 淀川登山口へは、屋久島空港からバスを乗り継いで行きました。バスを待つ間もこの傘でしのぐことができました。
  • 高塚小屋滞在時はずっと雨だったのですが、トイレに行ったり、小屋から微妙な距離の縄文杉の水場まで水を補給しに行く時に便利でした。
  • 帰りのトロッコ道は平坦なので、この傘で行けました。
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ゴールゼロ ライトハウスマイクロ

初日の淀川小屋でのテント泊。

 

これは初日のテント泊のランタンとして使いました。二日目の小屋泊は予定外でしたが、ゴールゼロは低輝度ならかなり電池が持つので、小屋に到着してから寝るまでずっとつけっぱなしにできて快適でした。

天候のせいなのか、屋久島の小屋の中は昼間でもなんだか全般に薄暗い感じでした。天井付近の適当なところに吊るしておくと便利かもです。

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1日目の行程

1日目はほぼ移動と補給だけなので、とりあえずバスや飛行機に乗り遅れないようにします。家から淀川小屋までの行程です。屋久島に着いたらまずは消耗品を調達します。

【1日目】

中野駅 リムジンバス(05:25-06:00)・・・羽田空港 ANA3771(07:40-09:20)・・・鹿児島空港 JAC3745(11:05-11:40)・・・屋久島空港、 観光センターで登山届、ガス、携帯トイレを調達・・・屋久島空港 屋久島交通バス 大川の滝行(12:53)・・・合庁前 紀元杉行(13:26)・・・紀元杉(14:32)・・・淀川登山口(15:01)・・・淀川小屋(16:01)

 

中野駅から羽田空港までのリムジンバスチケットの購入方法

今回はどういうわけか中野からスタートです。中野駅からは羽田空港行きのリムジンバスが出ています。事前にネットで予約します。サンプラザ前がのりばです。料金は大人1,230円です。

 

 

出典:エアポートリムジン

出典:エアポートリムジン

出典:エアポートリムジン

 

 

中野駅でのリムジンバスの乗り方

  • 到着時刻のちょっと前になると乗車の手続きがはじまるので、名前か予約番号を伝える
  • 8番乗り場
  • 荷物をトランクに預けることも可能

 

屋久島行きに飛行機を選んだ理由

最初は鹿児島から船で行くつもりでしたが、トッピーなどの高速船のでる港は鹿児島空港から結構遠く、時刻表や乗り方もよくわからなかったので早々に諦めました。飛行機は楽だったので、次行くときも飛行機で行こうと思っています。

 

屋久島空港到着後の流れ

飛行機を乗り継いで屋久島空港に着いたら、バスまでの時間が1時間ぐらいあるので、この間に買い物などを済ませました。

  • とりあえずレストランで食事と休憩
  • 空港の売店でガス缶を購入
  • 観光センターで携帯トイレ、バス乗り放題チケットを購入
  • 準備ができたらバスに乗り、合庁前で紀元杉行きのバスに乗り換える

レストランで休憩

とりあえず空港のレストランで休憩します。飛魚が揚げたてでうまい。

 

空港の売店で買い物

ガス缶はここで購入しました。

 

観光センターで入手したもの

ちば

観光センターで登山届、バス乗り放題乗車券、携帯トイレを入手しました。

 

登山届ももらいました。淀川登山口のボックスに入れました。

 

乗り放題乗車券。観光センターで購入しました。

 

出典:屋久島観光協会

今回はバスにしか乗らない予定だったので、バス乗り放題券を買ってみました。2日でも3日でも料金が同じです。「屋久島ゆったり満喫乗車券」という名前です。屋久島交通のバス(白いバス)のみ使用できます。

 

屋久島交通のバス時刻表

出典:屋久島観光協会

ちば

最新の時刻表は屋久島観光協会のWEBサイトにありますよ!

 

 

 

出典:屋久島観光協会

乗ったバスの時刻表はこのようなかんじでした。赤枠のところが発着時刻です。

出典:屋久島観光協会

 

空港前のバス乗り場。ここから大川の滝行きのバスに乗りました。

 

合庁前で紀元杉行きのバスに乗り継ぎしました。

 

整理券番号が1番。乗客は私一人でした。

 

子ザル。サルを見かけると、運転手さんがバスを止めてくれました。

 

サルが沢山いました。

 

ほぼ時間どおりにバスは紀元杉に到着しましたが、バス停よりちょっと先まで乗せてもらえました。ここからは歩きです。淀川登山口をめざします。

 

道路脇を流れる沢がきれい。

 

くわがた発見。

 

よくわからないけど発見。

 

写真を取りつつ行きましたが、すぐに到着しました。用意してきた登山届をボックスに入れます。

 

トイレもあります。

 

ここから先は山道になるので、一旦休憩して準備を整えます。

 

ここで協力金を納付しました。杉のキーホルダーをもらえました。今日ここから登るのは私がはじめてとのことでした。

 

 

 

道の具合はこのような感じ。奥に進むと木道がけっこう多いです。

 

立派な木がいたるところにあります。

 

もうすぐ淀川小屋です。

 

少し歩くと看板がありました。ここから先は世界遺産のエリアに入ります

 

淀川小屋に到着しました。

 

ザックを下ろして、小屋の中を確認します。

 

中はけっこう広いです。はしごがついてて2段になっています。薄暗いです。

 

テント場のスペースはこのような感じ。

 

適当にテントをたててこの日は終了です。

 

水を汲みに行きます。

 

水場が自然すぎて気が付きませんでした。おいしい水でした。このあともルート上の水場の位置がよくわからず、結局うまそうなところから飲むことにしました。

 

これ以降にある沢はすべて透明度が高かったです。

 

こちらは登山トイレ。山のトイレです。

 

ちば

こちらは携帯トイレブース。中はきれいで、木の香りがして、非常に快適でした。山のトイレが苦手な方はこちらがおすすめです!

環境にやさしいとか、そういう観点でも意味はありますが、それより私としては快適だった、というところがおすすめです。荷物が若干増えますが、防臭袋も含めて1個80gしかありません。それを加味しても持っていく価値があると思います。

 

ぐるっと周りを散策して、満足したので飲み始めます。あとからもうひとり来て、淀川小屋に泊りでした。屋久島に通って10年になるというこの方とちょっと飲んで、屋久島おすすめ情報を教えてもらいました。

 

飲んでるうちに暗くなってきたので、明かりをつけます。

 

雑炊をつくって晩飯。色の割になんか薄味でした。

 

ほとんど歩いていませんが、飛行機乗ったりバス乗ったりで疲れたのでよく眠れました。ダウンハガー800#3だけです。インナーも不要でした。

 

あとがき

今回は屋久島・宮之浦岳のご紹介(その1)でした。その2では二日目の朝からです。

屋久島・宮之浦岳でテント泊 持って行った山道具と全行程まとめ その2

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。