おすすめの湯たんぽ 直火で使えるマルカの湯たんぽ

 

今回ご紹介するのは、マルカのじょうごの要らない湯たんぽです。性能的にキャンプにおすすめですが、ザックで行くソロキャンプだと持っていくにはサイズ的に大きすぎたため家で使っています。

製品情報

・湯たんぽの真ん中に大きな蓋がついた湯たんぽ。注水・排水しやすい大口
・NEWじょうごの要らない湯たんぽ2.2L
・JAN:4964398038204
・容量:約2.2L
・サイズ:29.0×21.5×8.7㎝
・材質
・本体:溶融亜鉛メッキ鋼板
・口金:ポリプロピレン(プラスチック製)
・パッキン:合成ゴム
・生産国:日本

 

 

 

 

 

今の使い方

・日中家で過ごすときに足元に置いて使っています。湯たんぽを毛布などで包むとちょっとしたこたつ状態になり快適です。足の冷えが気になる方には特におすすめです。

・寝る少し前に温めた湯たんぽを布団の足元の方に入れています。熱くなったらゆたんぽを脇の方に寄せるか、自分の足を布団から出して寝ています。温度は徐々に下がっていきますが、朝起きるときまでふんわりした暖かさが続きます。

 

マルカの湯たんぽの良い点

 

1)電源不要

電源不要でお湯さえあればどこでも暖が取れる点がとてもいいです。基本は家で使っていますが、冬キャンプに持っていけば快適なキャンプが期待できますね。

 

2)直接加熱できる

この湯たんぽは直火OKのモデルなので、直接ガスコンロなどで加熱させることができます。この湯たんぽは2.2Lのお湯を入れる必要があるのですが、ヤカン不要でそのまま加熱できるため便利だと思いました。IHでも使えます。また中の水は捨てずに再度沸騰させて使うことができます。冷めてきたときに直接火にかけて再加熱できるのもこの湯たんぽのメリットだと思います。

 

3)ガス代も安い

湯たんぽの加熱1回につき7.2円のガス代です。暖房代としては安いかなと思いました。プロパンガス料金消費者協会によると、1リットルを沸かすプロパンガス代は平均約3.6円なんだそうです。

4)5~6分の準備で数時間暖かさが持続

ぬるま湯ぐらいから直火にかけ沸騰まで5~6分かかりました。冷たい水からだともう少しかかると思います。加熱後は室内なら数時間程度暖かさが持続します。

 

5)じょうごが不要

製品名にもある通り、お湯を注ぎ入れる場合にじょうごが不要です。口広なので火にかけたときにも中の様子を確認でき、どれくらい沸騰しているか見えるので安全です。

 

気になった点

 

1)地味に重い

この湯たんぽは金属製で容量が2.2Lあります。なので重くてちょっと動かすのも力がいります。ただし容量が小さいものを選んでしまうと保温時間も短くなってしまうのでこのあたりはトレードオフかなと思いました。

2)低温やけどが心配

これまで電気毛布などで一度も低温やけどになったことはないのでならないと思いますが、湯たんぽは頻繁に使ってこなかったのでちょっと不安です。

3)カバーを濡らすとその部分が熱い

これは不器用なだけかもしれませんが、沸騰した湯たんぽを付属のカバーにくるむ際にカバーを濡らしてしまうことが多く、濡れたところだけ熱が伝わりやすく熱くなります。濡らさなければ良いのですが、ふたをしめたり、いろいろやっているうちに何故か濡れていることが多いのです。

 

4)ザックで行くソロキャンプにはかさばりすぎる

ザックで行くスタイルのキャンプにはこのサイズはかさばりすぎて不向きだと思いました。
逆に車で行く場合はこれが一番良さそうですね。最初はキャンプでも使う気持ちで買ったのですが家で使うことにしました。

マルカに直接聞いてみました。

メールでいくつか問い合わせしてみました。

 

Q1: マルカ株式会社の湯たんぽにはどのような種類がありますか?

A1: 当社の湯たんぽには金属製とプラスチック製があります。

 

Q2: 金属製の湯たんぽについて教えてください。

A2: 金属製の湯たんぽは直火・IH対応で再沸騰が可能です。ただし、金属という性質上錆が生じる可能性があります。容量は一般的に2.5Lです。寒冷地域向けに大容量も提供しています。

 

Q3: プラスチック製の湯たんぽにはどのような特徴がありますか?

A3: プラスチック製の湯たんぽはお湯の再利用ができません。本体は軽量ですが、経年劣化で硬化し割れる可能性があります。保温時間はお湯の量により異なり、1.8L以上が就寝時におすすめです。

 

Q4: お湯の量による保温時間はどれくらいですか?

A4: 金属製の湯たんぽ(2.5L)は室温22度で8時間後に約30度、プラスチック製は1.8Lで8時間後が29度、2.4Lで30度になります。1.8L以上の湯たんぽであれば朝まで温かさが維持されると考えられます。

 

Q5: 1.8L以下の湯たんぽは就寝時に適していませんか?

A5: 1.8L以下の湯たんぽは就寝時にはお勧めできません。就寝時には1.8L以上の容量が適しています。

 

湯たんぽのラインナップ

 

ミニゆたA(エース) 600ml

600mlの小さめサイズです。だいぶ小さいモデルです。一部分だけ温めたい場合などはこちらの方が良いかも知れないですね。サイズ的にこれなら持ち運びしやすそうです。これをキャンプ中にストーブの上などで加熱して、出来上がったものでお腹周りを温めたりしたら良さそうだなと思いました。袋付きなのも便利です。ちょっとほしいです。

 

 

湯たんぽA(エース)2.5L

こちらは2.5Lのモデル。問い合わせでは2.5Lが一般的だと教えてもらいました。

 

 

湯たんぽA(エース)3.5L

こちらのモデルは3.5Lもあります。これだけ大きかったら寒い地域でも安心ですね。ただ3.5Lは重そうですね。

 

 

 

 

プラスチック湯たんぽ1.8L

プラスチック製もあります。こちらは直火での再加熱できませんが、金属製より安価ですね。600mlのモデルもあります。

 

 

 

純銅製湯たんぽ2.2L

純銅製で熱伝導率がよい湯たんぽです。かなり良さそうですが、お高いのでちょっと迷う値段ですね。一旦普通の金属製の湯たんぽを使ってみて、それが気に入ったら検討しても良いかもですね。

 

 

 

ダイソーの湯たんぽ 1.7L

ダイソーでも売っています。ダイソーのネットストアでも取り扱いしています。お試しで湯たんぽを使ってみたい場合はこちらが良いかも知れないですね。600mlのモデルもあります。カバーは別売りです。600円(税込・2023年時点)です。

湯たんぽ 1.7L

 

 

楽天市場のユーザーの口コミ

 

1)長年使用していた湯たんぽが水漏れしてしまったので買い替え。じょうごが要らないとの事で選びました。ひと手間減るだけで凄く楽な気になります。付属のカバーは薄いので一枚では熱い為、バスタオルで包んで更に別に購入したカバーに入れました。(付属カバーは中国製でした)

2)このタイプの湯たんぽを、初めて購入しました。お湯や水も入れやすいですし、直火の時の沸き具合が良く見え、熱い湯たんぽの真ん中に手を添えられるのは袋に入れる時、楽です。

3)キャンプ用に購入しました。直火対応なので冬キャンプには必需品です。

 

 

補足:マルカの湯たんぽの特徴(公式サイトより)

 

1)直火で直接温められる
従来は、やかんなどで温めた熱湯を湯たんぽに注いでいましたが、直火による加熱使用が出来る湯たんぽを開発しました。ガスコンロや石油ストーブ、アウトドアの直火などで簡単に温めてご利用いただけます。

 

2)IHで温められる
ガスコンロ以外の、IHコンロや機器でも加熱出来る湯たんぽを開発しました。IHの熱が伝わりやすいよう、底をフラットにするなどの工夫を凝らしています。

 

3)圧力調整弁機能付きのキャップ
湯たんぽを直接加熱する際には必ずキャップを外す必要がありますが、誤ってキャップをしたまま加熱しても破裂などの事故が起きないように、圧力調整弁を取り付けたキャップを開発しました。

 

4)細かな工夫や配慮
丈夫で凹みにくくするために内部に取り付けた強力な支柱や、水切りがスムーズに出来るように口金を改良するなど、よく見ないと気づかないような細かな配慮を随所に施しました。

 

5)SGマーク認証取得
一般財団法人製品安全協会の安全基準をクリアしたSGマーク認証を取得していますので安心してお使いいただけます。ただし、熱湯を使用する製品のため、取扱説明書をよくお読みのうえ、やけどなどに十分注意してご使用ください。

 

 

MEMO

SGマークについての補足情報

一般財団法人製品安全協会の公式サイトのFAQから抜粋した情報です。

Q: SGマークの付いた製品を買い求めるメリットは何ですか?

A:SGは、Safe Goods (安全な製品)を意味しています。SGマークは弊協会が定めたSG基準に製品が適合していると弊協会が認証したことを示しており、「安全と安心の目印」です。SGマーク(ロゴ)は、登録商標です。

 

マルカ株式会社について

マルカ株式会社は、兵庫県尼崎市に製造拠点を置き、
湯たんぽ・レジャー用品・清掃用品などの企画製造販売を行っています。
なかでも、大正12年の創業以来、約100年にわたり
「湯たんぽ」を作り続けてきたことが最大の特長です。

 

 

 

 

 

あとがき

今回は湯たんぽのご紹介でした。

最後までご覧いただきありがとうございました。