今回はおすすめの山として、小仏城山をご紹介します。小仏バス停から小仏峠を経由し、小仏城山を目指すルートがおすすめです。高尾山側へ下りれば温泉に入ることもできます。
もくじ
小仏城山へ行くいくつかの理由
- 山頂で頂くなめこ汁がうまい
- 眺めのいい休憩ポイントが多い
- 歩く時間が短くて楽
- 新宿からのアクセスもいい
- その割に人が少ない
小仏城山のなめこ汁がうまい
小仏城山の魅力はたくさんありますが、特におすすめしたいのは、山頂の茶屋で頂けるなめこ汁です。茶屋は二つあって、それぞれ味付けが異なるので、次に来た時も楽しめます。山頂で頂くなめこ汁は体も温まり、しみじみおいしいです。
休憩できるポイントが豊富
一番のおすすめは小仏城山の山頂ですが、一丁平、小仏峠からの途中にあるベンチなど展望の良い休憩ポイントが豊富にあります。
小仏城山山頂
頂上に城山茶屋、春美茶屋という二つの茶屋があり、広い休憩スペースがあります。茶屋は充実の品揃えです。
芝生もあります。
一丁平
小仏城山~高尾山の間にあるちょっと開けた場所です。テーブルと椅子がいくつか設置され、きれいなトイレもあります。茶屋はありません。小仏城山より人はやや少ないので、静かにのんびりしたい方にはおすすめです。ぼくは一丁平の方が好きです。
小仏城山~小仏峠間にあるベンチ
小仏城山と小仏峠の間にも、眺めのいい休憩スポットがあります。
小仏城山は歩く時間が短くて楽
今回ご紹介するコースは昼12時にスタートして16時に温泉に入るコースです。
小仏城山は高尾山に比べ観光客より登山者のほうが多い
小仏城山は観光客っぽい人は少ないです。周りが観光客でいっぱいだと、ちょっと気になるものです。
小仏城山へ行くおすすめのコース
高尾駅からすこし足を延ばして小仏バス停からの小仏城山をおすすめします。小仏バス停から取りつきの登山道までは一本道で迷うことはないです。最初は道路を歩きます。
- 順路1 高尾駅~小仏バス停(所要時間:20分)高尾駅から小仏行きのバスに乗る
高尾駅北口で降りて、すぐ近くにあるバス停へ移動します。小仏バス停まで行ってしまうと、コンビニなどはないので、水や食べ物などを補給したい場合は、バスに乗る前までに調達したほうが良いです。
バスに乗るときのポイントは、以下のような点です。
- 乗車時は後側のドアから入り、Suica・PASMOをタッチします
- 降車時は前側のドアから降ります。降りる時もSuica・PASMOをタッチします
- 乗車時間は20分です
- 小仏バス停は終点です
- 料金は現金:230円 IC:227円です
2番乗り場が小仏行です。休日はそれなりに並びます。
高尾駅発、小仏行の時刻表です(2018/06/19現在)。小仏は終点です。乗車時間は20分ぐらい。平日の本数は少ないので注意です。ヤフー乗換案内などで小仏バス停への乗換時間も調べられます。
一応バスの行先を確認します。
小仏と表示されています。
バスは乗るときは後ろから入って、降りるときは前からです。Suica、PASMOは乗車時・下車時の両方タッチします。
- 順路2 小仏バス停~林道入口まで(所要時間:20分※休憩時間含まず)小仏バス停からスタート
小仏バス停に到着です。奥にトイレがあります。小仏城山まではトイレが無いので、済ませたほうが良いかもしれません。
きれいなトイレです。脇にベンチがあるので、歩く準備を整えることができます。
このバス停に戻ってくる場合は、帰りの時刻表をチェックします。休日はここから高尾山口に行くこともできるようです。
小仏峠はここから2.5キロです。
歩き始めは道路です。20分くらいで林道に到着します。
お寺が左手に見えます。
しばらく歩くと徐々に坂道になってきます。
いくつかカーブを曲がった後、景信山への看板がありますが、こちらには行きません。
案内板が示す小仏峠の方向へ向かいます。
もう少しで林道入口です。
林道の入り口前にある駐車場。休日は数台停まっています。この時は誰もいませんでした。車だとここからスタートになるので便利です。左側には工事現場があります。
近くにトイレが設置されています。ご自由にお使いくださいと書いてある。ありがたく使用します。
- 順路3 林道入口から小仏峠まで(所要時間:25分※休憩時間含まず)林道に入り、小仏峠を目指す
林道の入り口。ここからはアスファルトではなくなります。ちょっと休憩して、水分を摂ったり、靴ひもや上着の具合など調整します。準備が整ったら写真中央の左の道へ進みます。写真にはありませんが、すぐ右にはお滝場があります。
右の道。作業道らしいです。こちらには行きません。
分岐点には大体このような看板が立ててあります。迷うことはありませんが、地図は持っていったほうがいいです。
標高369.51m。
しばらくは平坦な道が続きます。
水が流れています。手を洗う程度で飲んだことはありません。
ある程度進むと突き当たります。ここからは傾斜がアップします。
途中、微妙に分岐したりしますが、どちらに行っても合流します。
もう少し歩くと小仏峠です。
小仏峠に到着しました。
- 順路4 小仏峠から小仏城山山頂まで(所要時間:45分※休憩時間含まず)小仏峠でちょっと休憩し、小仏城山を目指す
小仏峠に着いたらいくつかベンチがあります。ちょっと休憩します。
たぬき。
小仏城山まではあと0.9キロです。
たぬきに見送られながら出発します。
小屋を左手に見ながら進みます。
出発するとすぐに階段があります。横に巻き道もあります。
小仏峠から10分ほど歩くと眺めのよいベンチがあります。ベンチの数も多めです。
眺めが良い。
あと少しで山頂です。
山頂に到着しました。歩いている時間は小仏峠から45分ぐらいです。
晴れていれば、眺めがいいです。この時は展望無し。
- 順路5 山頂茶屋でなめこ汁を頂く
茶屋があるので、なめこ汁を頂きます。この時は月曜で、しかも雨だったのでやっていないようでした。
城山茶屋は醤油仕立てです。
こちらは春美茶屋。
こちらは味噌仕立て。
トイレもあります。
- 順路6 小仏城山から高尾山口へ下山(所要時間:1時間30分※休憩時間含まず)一丁平を経由し、高尾山・稲荷山コースで高尾山口へ
小仏城山でなめこ汁を頂いた後は、高尾山口に下りるため、まずは一丁平へ向かいます。ここからの道は木道になっていたり、道が整備されていて歩きやすいです。
途中の分岐点。一丁平、高尾山頂の方向を確認します。
小仏城山から来た場合、このように見えます。まっすぐに進めば一丁平です。
道が整備されていて歩きやすいです。
分岐点から数分歩くと、ベンチがあります。
ちょっと立ち寄ってみます。
ベンチはもとの木道からは少し離れている。戻って歩き始めます。
一丁平に到着です。小仏城山からは20分ぐらいで着きます。
屋根付きのベンチが2~3つあります。この奥にも展望デッキがあります。
奥にある展望デッキ。
展望デッキの後ろには大きめの屋根がある休憩場所があります。
トイレもあります。
一丁平で休憩した後は、高尾山に向かいます。
しばらく歩くと分岐点があります。
案内図をちょっと確認します。現在地、とあるのが今の場所です。下の写真のようになっています。
道が3本に分かれています。左右の道は巻き道です。真ん中はもみじ台です。写真の左の道は巻き道で割と平坦な道です。道幅も広く、ずっと日陰になっています。展望などは特にありませんが、楽なのでおすすめです。
しばらく歩くとまた分岐点があります。
さっきと似たような感じですが、真ん中が高尾山の山頂へ行くルート、左は5号路、右が稲荷山コースへ行く道です。もう帰るので高尾山頂を回避して、稲荷山コースへ向かいます。
ひたすら高尾山口を目指します。
途中にはベンチもあります。
ちょっと細い道もあります。
旭稲荷があります。ここまで来たらあと少しです。
階段を下ります。
ケーブルカーの駅が見えてきました。
入口の看板。
到着です。途中でちょっと登り返したりもしますが、ほぼ下りなので、まあまあ楽です。
- 順路5 ケーブルカーの駅から高尾山口駅まで(所要時間:5分)高尾山口駅には、高尾山温泉が隣接
高尾山口駅には温泉があります。高尾山温泉は人気なので、休日は結構混んでいます。MEMO休日なら、逆のコースでも小仏バス停から高尾山口駅行きのバスが出ているので、時刻表を調べておけばどちらのコースでも温泉に入ることができます。平日に行ったらその便がなくて、仕方なく高尾駅まで5㎞歩いてしまいました。小仏バス停の時刻表。
高尾山口駅。
駅がきれいです。
Wi-Fiもありました。
温泉入口にはセブン銀行のATMがあります。
この日は温泉も休みだった。ずっと雨に降られ続け、なめこ汁は頂けず、温泉にも入れずでした。※京王高尾山温泉は年中無休です。臨時の店休日に当たってしまったようです。
健脚の方は陣馬山コースも
高尾山から陣馬山へ向かうルートでも小仏城山を経由します。こちらは高尾山から登ると5時間以上かかるようなコースなので、健脚の方か、トレランの方向きかもしれません。藤野へ下山したら、ふじの温泉 東尾垂の湯があります。お湯も100%かけ流しでおすすめです。藤野駅から無料の送迎バスが出ています。基本は病院に行くバスらしいので、「温泉までお願いします」と運転手さんに告げましょう。
※ふじの温泉は2018/06/20現在、工事中のようです。
棒ノ折山(棒ノ嶺)もおすすめですよ
ちば
あとがき
今回は小仏城山をご紹介しました。